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足の速いフリゲート。耐久性は皆無に等しいがその分機動性に長けている。安価な為使い捨てのタックラーとして用いられる。
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201305072056530000.jpg 遊戯王ZEXALのキャラクター 速水秀太 ホープを呼べえええええええ! ゴーシュ いいノリをしているな ドロワ ライジーング☆ Mr.ハートランド ファンタスティック! 蝉丸 まどろっこしいのは嫌いでなぁ クラゲ先輩 てめぇどこ中だ?何コ下だ? 蚊忍者 鈍感は女の子に嫌われちゃうゾ☆ Dr.フェイカー 遊戯王シリーズのキャラクター 遊城十代 ガッチャ!楽しいデュエルだったぜ! 万丈目準 一!十!百!千!万丈目サンダー! 牛尾哲 不審者発見、これより職務質問を開始する ジャック・アトラス 俺にあった仕事が無い以上仕方あるまい クロウ・ホーガン そいつには俺が答えるぜwwwww ディヴァイン おじさんのデュエルは荒っぽいからね TAKASHI君 現れろ!希望皇ホープレイV! OKA-SAN TAKASHI!いい加減にしなさい! 遊戯王OCGの愉快なモンスター達 六部衆-ヤリザ さすがヤリザ殿!イケメンでござるな! モリンフェン 長い腕とかぎづめが特徴の奇妙な姿をした悪魔。 六部衆-ニサシ ニサシ殿は陰湿でござるな、高潔なヤリザ殿を見習うべきでござる N・アクア・ドルフィン ワクワクを思い出すんだ! ユベル だってそれが愛だろ? スクラップ・コング ウホ?(自壊) 傷炎星-ウルブショウ Ⅲきゅんかと思いましたか? ジェムナイト・エメメメ カームは俺の嫁だエメ マドルチェ・メェプル マドルチェ最強のカードだ! メェ 水精鱗−サルフアビス 俺は水精鱗の切り札なんだ!一番強いんだホエ! No.19 フリーザードン 絶対零度のNo.! No.56 ゴールドラット 金鼠進撃!! ヴァイロン・ヴァンガード スレにおけるヴァイロン勢力の代表。 正義の味方 カイバーマン 公式サイトをチェックDA! ガンバラナイト 我はホープ召喚の事実を「書き換えた」のだ その他の作品のキャラクター 藍染惣右介 鏡花水月! スナフキン 大切なのはまちがいを忘れないことだぜ ルドガー・ウィル・クルスニク 人違いです 能美クドリャフカ わふー コンボイ もうたくさんだ!トロンスレごと爆破する! 花京院典明 レロレロレロレロ トロンスレ市役所 ※住民化の議論はこちらで 一人だけセリフのないフェイカー・・・哀れな奴 -- 名無しのわたV (2013-05-27 21 37 24) ジーニアスとは何だったのか -- 名無しさん (2013-05-27 22 25 10) 蠱惑魔の3人がいないよハルトォオオオオオオオ! -- 名無しさん (2013-05-31 12 35 29) クロウと万丈目サンダーを住人に昇進要請。カイバーマンも議論の後住人になりそうだがどうだろう? -- 名無しさん (2013-06-18 20 59 18) ↑そのへんは1ネタあるだけだから -- 名無しさん (2013-06-19 12 46 11) ↑(続き)訪れる人々でいんゃない?単にキャラが多すぎるから分けてるだけで訪れる人々だって住民だよ。無理に移動させる必要はないでしょ。 -- 名無しさん (2013-06-19 12 57 27) あえて住民の目安を作るなら途中から住民化したベクター、ミザエル、ドルべくらいスレに定着する必要があるんじゃないの? -- 名無しさん (2013-06-19 13 03 16) 住民関係は荒れる原因にしかならないから適当でいいよ -- 名無しさん (2013-06-19 15 35 51) 名前 コメント
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《サイバトロン・パワー》 速攻魔法 自分の墓地に機械族モンスターが10枚以上存在し、自分フィールド上に モンスターが存在しない時、自分の墓地の機械族モンスターを全てゲーム から除外することで発動できる。 自分の手札・デッキ・墓地から『オプティマス・プライム』1体を 自分フィールド上に特殊召喚する。 part18-90 コメント 名前 コメント
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【作品名】ドクター・フー 【ジャンル】海外ドラマ 【名前】メタルトロンダーレク 【属性】ダーレク族 【年齢】50歳より上 【長所】新シリーズでダーレクの恐怖を倍増させて視聴者に刻み付けた 【短所】最後の生き残りって設定だったのに他の生き残りが腐るほど出てきた 【備考】享年。アセンション島に墜落してから50年経過した2012年に死亡。 vol.6
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オール反BR派 対 大デストロン (0) ◆hqLsjDR84w ◇ ◇ ◇ [04 13~04 20――宇宙要塞内部 通路] コンピュータルームを探すために各自でドアをぶち抜きつつ、メガトロンがコロンビーヌへと声をかける。 話題は、先ほどT-800から知らされた情報だ。 「それにしても、あのハカイダーがもうやられてたとはな」 「せいせいするけれど、勝手に死なれたのは残念ね」 この手で殺したかったと吐き捨てながらも、コロンビーヌは清清しい気分だった。 愛を否定するどころか愚弄したハカイダーは、彼女にとって殺したい存在でしかなかった。 室内に目を通して次の部屋へと向かいつつ、メガトロンが笑みを浮かべる。 「それにしてもコロンちゃん、あのフランシーヌが死んだのに無反応なんて酷いねェ~~」 「あら、どう反応すればいいのかしら? 強くて面倒な相手なら喜ぶけど、彼女じゃ反応のしようがないわよ」 「ははっ! いやァ~、いいねえいいねえ」 囃し立てるような口調のメガトロンの横で、コロンビーヌの表情は微かに曇っていた。 同行するメガトロンとT-800に気付かれないレベルでだが、確かに。 フランシーヌ人形とは『真夜中のサーカス』の団長であり、自動人形が忠誠を尽くすべき存在だ。 その忠誠心は黄金律に刻まれた創り物であり、実際は自動人形にフランシーヌへと特別な思いなど原則として抱かない。 ――――そう、あくまで原則として。 例外は存在する。 まずフランシーヌに出会い、そして彼女の魅力に心を奪われたもの。 また実物を目にしなくとも、彼女をモデルにした絵画や像に惹かれたもの。 最後に例外中の例外――――『最古の四人』。 彼らは、自動人形の中でも特別だ。 多数の自動人形に作られた自動人形とは、また別のルートで生み出された。 とある人間に意思なき人形として、フランシーヌによって意思を獲得したのだ。 その忠誠心は意思を与えてくれたことに対する感謝ゆえの物であり、紛い物ではない。 つまりは、コロンビーヌの持つ忠誠心も本物ということだ。 だというのに裏切った。否、だからこそ裏切れたのだ。 創造の過程で刻まれた忠誠心ならば、振り払うことなどできない。 レベルの低い自動人形の持つ忠誠心は弱いが、それは量産の中で粗が出来ただけの話。 最古の四人はフランシーヌへ自らの意思で忠誠を誓ったからこそ、裏切ることも可能となる。 しかし、コロンビーヌはその事実を否定する。 才賀勝を誰より愛している自分は、他に特別な思いを抱くワケがない。 行き過ぎた思いが、コロンビーヌに纏わりつく。 ただ単に、フランシーヌへと恩と才賀勝へと愛を天秤にかけただけだというのに。 自縛じみた思いは、その事実を受け入れようとしない。 だがそれでも、彼女は納得しないだろうが、フランシーヌの死を知ってコロンビーヌの心は僅かに揺れた。 既に平常心を取り戻しているし、才賀勝への愛がある以上は折れることはないだろうけれども。 「ところで、コロンちゃんにシュワちゃん」 チェックした部屋が二十を越えた頃、急にメガトロンが尋ねかけた。巨体と強面に似合わぬ軽い口調だ。 依然として、目当てのコンピュータルームは見つからない。 広さも内部の詳細も不明なのだから、手当たり次第に扉を開けるしかない。 派手なことは好きといっても、虱潰しなんて時間がかかりすぎる。ただでさえ追っ手がいつ来るかも分からないのに。 そう思い始めていたからか、いち早くコロンビーヌが用を尋ねる。 幾分もったいぶってから、メガトロンがやたら大げさな動作で切り出す。 「俺達の名前、どうする?」 「…………はあ?」 予想外の言葉に、コロンビーヌが口をぽかんと開く。 その様子を意に介さず、メガトロンは続ける。 「三人いれば、もう組織を名乗っていいと思うのよ。そうなりゃ、やっぱ名前って大事だと思うワケよ。 呼びやすく覚えやすく、それでいて悪だと分かりやすくて、一度聞けばずっと耳に残るようなのが――」 「そんなの何でもいいわよ、何でも……」 ゾナハ蟲で構成したドリルで次のドアを弾き飛ばしながら、コロンビーヌが呆れたように吐き捨てた。もはや視線をメガトロンに向けてすらいない。 次いで別の部屋から出てきたT-800の方も、勝手にしろと返事。 すると待ってましたとばかりに、メガトロンは大きく拍手を打つ。 「ようし! じゃあ、『大デストロン』で――」 「待ちなさい」 目ぼしいものが置かれていない簡素な室内に目を通したコロンビーヌが、素早くメガトロンの前まで帰還した。 じとりとした視線が、コロンビーヌのガラス球のような瞳から伸びる。 「その『デストロン』って、貴方がトップの組織でしょう? それじゃあ私達が部下みたいで、納得いかないわね」 「そんな邪推しないでさァ~。名前だよ? たかだか名前のことだろ?」 「名前が大事って言ったのは貴方でしょう」 「ぐ……じゃあ、何かいい案あるの? コロンちゃん前に『真夜中のサーカス』がどうの言ってたけど、今のコロンちゃんがその名前使うワケにはいかないだろうし」 「そうねえ……」 ちなみに少なくともT-800には意味がないと思われるこの議論は、コンピュータルーム探しと同時進行で繰り広げられている。 扉をゾナハ蟲製の刃で切り裂きつつ、コロンビーヌは顎に手を置いて思考を巡らせる。 いざ挙げてみろとなれば、なかなか出てこないものだ。 (マサルちゃんを大いに愛するためのコロンビーヌの…… 名前はともかく、これにメガちゃん達混ぜるのはちょっとイヤねぇ) 何とか浮かんだ案を自ら却下したところで、メガトロンが口を開く。 「はい時間切れ~。そんじゃ大デストロンで」 「ちょっ、早いわよ!」 「そっちが遅いんじゃないの。だいたい黙ってるってことは、別の名前が浮かばないんじゃないの?」 図星である。 痛いところを付かれて、コロンビーヌが言葉を詰まらせる。 いくつかの部屋に目を通してから、思いついたように切り出す。 「でも、メガちゃんの案はおかしいわよ!」 「ほほう、言ってみてごらん」 「貴方の言ってたデストロンより少ない、三人組なのに『大』だなんて。見栄を張りたいのは分かるけれど――」 コロンビーヌが言い終わる前に、メガトロンは言わんとする意味を理解した。 そして大きく溜息を吐いて、両手でオーバーにやれやれといった動作をする。 「分かってないなァ~、コロンちゃんは」 「……何なのよ、その反応」 「悪役が見栄を張らなくてどうするッ!!」 「――っ!」 「だいたいこれからコロニー落としなんてでっかいことやるのに、名前がでかくて何が悪い!!」 「…………そういうもの、かしら?」 「そーいうものなの! これが『小デストロン』や『中デストロン』じゃ情けないでしょ?」 「確かにねぇ……」 「だからコレでいいの! この話はお終い!」 コロンビーヌが納得しきっていないのを分かってながら、メガトロンが強引に議論を終了させる。 直後に曲がり角を通り、ターミネーターの集団と対面する。 本当によかったのだろうか、とのコロンビーヌの思いは戦闘に掻き消された。 メガトロンのドラゴンを模した左腕が、先陣を切って飛び掛ってきたT-888の頭部を握り締める。 「グッドタイミングだったぜ~」 耳元で囁いてから、メガトロンは左腕に力を篭めた。 普段のメガトロンならば炎でターミネーター連中を一掃するだろうが、T-800から水素爆弾のことを聞いているので頭部だけを狙う。 自他ともに認める派手好きでありながら、破壊大帝は堅実な面も併せ持っているのだ。 「ふむ」 同機種や上位機種の脳天をピンポイントに狙撃しながら、奪い取ったミニガンの威力にT-800は頷く。 『負け犬』の武装といえど、対参加者を見込んで用意しただけのことはある。 残骸と成り果てたターミネーターを前に、T-800は冷静にそんな結論を下した。 「他のとこにもあの転送装置と同じ機械があったから、まあそれ使ったんだろうが……もう既にこいつらが来てるとなると面倒だぜェ?」 「同意する。その分、弾切れの心配はなさそうだがな」 全く同じボディであることに感傷など抱かず、T-800は残骸の右腕からミニガンを捻り切る。 使っていたミニガン二丁を放り投げ、新しく調達する。 さらに予備として二丁分ほど頂いた弾丸の束を身体に巻き付かせていると、メガトロンが声を弾ませた。 「おうおうコロンちゃん、手間取ってる~~~?」 「うるさいわねェ!」 メガトロンの茶化すような口調に不愉快そうに返して、コロンビーヌが手刀で空を凪ぐ。 空中に構成させてあったゾナハ蟲製の杭が、それを合図に刃状の右腕を持つ男達を貫いた。 頭部に拳大の穴を空けられても男達は倒れることなく、前進を続ける。足を動かすごとに顔面の風穴は塞がっていく。 バックステップで距離を稼いでから、コロンビーヌは悪態を吐く。 「何なのよ、これはぁ!」 「……T-1000か。会場では見なかったが、あのタイプも来ていたか」 「その話、詳しく」 T-800によるT-1000の説明が終わりに近づくほど、メガトロンの表情に気色が浮かび上がる。 打撃ではダメージの与えようがないが、高温や電撃には弱いという。 コロンビーヌには絶望的に相性が悪いが、メガトロンにとってはあまりにも楽な相手だ。 せっかくの機会だ。恩を売っておくのも悪くない。 T-800の説明が終わるのを待って、メガトロンはコロンビーヌへと声をかけようと向き直った。 ――――瞬間、床が消滅した。 「うおおおおおおおおおッ!?」 突然の浮遊感に、メガトロンが思わず声を張り上げる。 焦りながらも何とかビークルモードに変身して、出現した大きな羽を激しく上下させる。 一気に天井寸前まで高度を上げてから真下を見て、メガトロンの背筋に氷塊が走った。 熱せられて赤くなった金属が、シチューのように煮え滾っている。そう、溶鉱炉が出現したのだ。 仮に落ちていればと考えて、メガトロンはさらにゾッとした。 耐久できるかはともかく、少なくともメチャクチャ熱いのは明白である。リアクション芸とか言ってられるレベルじゃない。 咄嗟の判断力で、飛行可能な形態になって助かった。 そのようにメガトロンが胸を撫で下ろしていると、突如高音が響いた。 音源の方を見下ろして、メガトロンの安堵は吹き飛んだ。 赤い液体の中で、銀色の金属が蠢いている――考えるまでもなくT-1000である。 それは構わない。どうせ倒すつもりだったのだから。 だが、同盟を組んだ二体が問題だ。あのT-1000のようになっていやしないだろうか。 さしものメガトロンも、それは困る。 一人で相手をするには敵が多すぎる。分の悪い賭けは嫌いじゃないが、ベットするのが命ならば話は別だ。 (ヤッベー、めんどくせーことになったー、どーすっかなー、もしかしてアドリブ力試される?) 巨大な真紅の西洋龍の姿に反して、やたらとコミカルな動きで熟考するメガトロン。 声をかけられるが、耳に入らない。真面目に考えているためなのだが、声の主にしてみれば知ったことではない。 三度の呼びかけの後に無視していると判断して、声の主は金属製のハンマーをメガトロンの背中へと叩き付けた。 「がっ!? こ、この衝撃は!」 「死ぬかと思ったわよ……!」 首を回したメガトロンの視界に入ったのは、グラーフアイゼンを構えたコロンビーヌ。 そして彼女を抱えている、六つの球体が付属したマントを纏ったT-800だった。 マントの正体は、開天珠という名の宝貝。 付属したテニスボール大の爆弾を武器とするのはもちろん、推進力として飛行することも可能とする。 T-800は足場が消失した直後に、開天珠を転送。初めての使用であったが、説明に目を通していたこともあり上手く行った。 その飛行能力を使って、ゾナハ蟲で作ったパラシュートを装着していたコロンビーヌを抱えて上昇したのだ。 自らを抱える逞しい両腕から、コロンビーヌはメガトロンの背へと飛び移る。 「なーんで、自分だけ安全なとこでボーッとしてるのよ!」 「ぐおっ! ちょっとちょっと、ツッコミとかの度越えてマジで痛いって!」 「そりゃそうでしょう……ね!」 「だいたい自分が死ぬかもしれないのに、わざわざ助けるような関係じゃ――ガッ!」 「そんなの分かってるから、ちゃんと余裕持って助けられるくらい減速させてたわよ! それを気付きもしないんだから、まったく!」 そんな会話と鈍い音が何度も続いてから、何事もなかったかのように静けさが辺りを支配する。 静寂を押しやるのは、金属の身体にタンコブを幾つも作ったメガトロンの問い。 「ところでコロンちゃんにシュワちゃんよ、いきなりのこのトラップ……どう思う?」 「そりゃあねえ」 「要塞内の仕掛けを発動させられるのは、主催側の者達だろう」 「オーケイ、どうやら殴られすぎで俺様の頭がイカレたワケじゃあなさそうだ」 軽い口調とは裏腹に、メガトロンの表情は珍しく真剣だった。 「前の方を見りゃ分かるんだが、床がこうなっちまってる廊下と違う廊下がある。 シュワちゃんの話だと、ターミネーター達に飛行能力はないらしい。 ってことは、だ。俺様達が飛べることは分かってるだろうし……一部のトラップを発動させることで、俺様達用の道を作っているとは思えないか?」 「そうだとしたら、どうなのよ」 「つまり、シグマが俺様達を誘い込んでいる」 メガトロンの言い切るような口調に、反応は返ってこない。 その無言を呆れからのものではないと判断し、メガトロンは続ける。 「またシュワちゃんの話になるが、シグマは自分が正義の味方どもに殺されることを望んでいるらしい」 「その邪魔となる俺達を先に呼び込んで排除する、とういうことか」 「イエスイエス。さすがシュワちゃん、ハリウッドだけあって説明が楽で助かるぜ」 意味の分からない単語をスラングと判断し、T-800は聞き流す。 「それで、この道を辿るのか?」 「あたぼうよ」 「先に何があるのかは、分からないわよ?」 「適当に動き回るより道筋がある方が楽だし、頭ばかりちまちま潰さなきゃならないヤツらもいないからな。 まああとシグマを倒すんなら、どうせなら正義の味方達が来る前のが楽だ。それに――」 メガトロンの口元が、三日月状に歪む。 いつものふざけた要素が消え去った、冷えた笑い。 「この俺様をわざわざ呼び出すなんて嘗めきったアイツは、叩きのめしてやらなきゃなァ~~」 「……ふぅん、言われてみれば頭に来るわねェ」 「会場に残った参加者が来る前に叩けるのならば、それこそ好都合だ」 「おおうシュワちゃん、分かってるね!」 急に普段の態度に戻ったメガトロンの上で、コロンビーヌは頭を絞る。 行かないと言っても、足場のある所まで連れて行ってくれるだろう。 しかし―――― 「シグマのいる場所には、願いを叶える道具があるかもしれないわね。いいわ、私も行くわよ」 「ははっ! さっすがコロンちゃん、信じてたぜー!」 コロンビーヌを乗せたメガトロンが羽ばたき、勢いよく前進する。 それに続いて、T-800が開天珠の飛行能力を発動させる。 煮え滾る真紅の上空をある程度進んでから、メガトロンは躊躇いがちに漏らした。 「…………自分の意思で決めたことだし、普通に罠でも怒らないでね」 ◇ ◇ ◇ [04 20~04 22――宇宙要塞中心部 管理室] 「やはり来るか、それでいい」 大デストロンを名乗った三体が映るモニターから視線を上げて、シグマは玉座から腰を上げる。 シグマの目的は、メガトロンの予想とほぼ違いはない。 強いて言うのなら、予想させるところまでが計画通り。 シグマ自身には、目の前に現れた参加者以外の相手をする気はなかった。 しかし、手を出さねばならないだけの事情が生まれた。 メガトロン達が、コロニーを落とすと計画したことである。 メインコンピュータはシグマのいる管理室にあるとはいえ、要塞内にサブが幾つかある。 それが見つかれば、会場に残っている参加者は一巻の終わり。 だからこそ、シグマは起動させるつもりのなかったトラップのスイッチを入れた。 自分のいる管理室付近の廊下とメガトロン達の現在地を繋ぐように、床を展開したのだ。 「…………念のため、だ」 正義を志す者に倒されるまで、シグマに敗北する気はない。 スカイネットによる補助が必要だったので第二形態にはなれないが、異世界の技術により元スペックの底上げが為されている。 それでも、最悪の可能性を考える必要がある。 管理室に設置された転送装置の前に、シグマは歩みを進める。 転送先は極めて近くなので、設定にさして時間はかからなかった。 次にシグマは玉座へと向かい、そして……―――― 「向かうとするか」 やるべきことを追え、シグマは歩みを進める。 目的地は、今いる管理室の隣にある決闘場。 宇宙要塞へと乗り込んできた風見志郎を移動させ、死闘を繰り広げた場所である。 ◇ ◇ ◇ [04 45~04 50――宇宙要塞中心部 決闘場] 金属製の扉の前で大デストロンの三人が、声ではなく手の動作でコンタクトを取る。 ここまで来た途端に、床が展開されて溶鉱炉を覆った。 タイミングのよさが、シグマの監視を証明している。 つまり前触れなく襲い掛かったつもりでも、驚きは少ないだろうということ。 だからこそ彼らは、来ると分かっていても驚くほど派手な始まりを選ぶ。 ロボット形態のメガトロンが、一際大きな動作で腕を振るう――――開戦の合図。 コロンビーヌが構成したゾナハ蟲製のドリルが、扉をぶち抜いても勢いを緩めずに直進する。 一気に壁まで到達したのだろう、何かを穿つような破砕音が響く。 凶器を構成していた羽蟲が霧散し、銀色のもやとなる。初撃は、奇襲にして目潰しであったのだ。 完全にゾナハ蟲が散らばるより前に、T-800が開天珠の飛行能力で勢いよく入室する。 部屋の中心部にて、六つの球体を四方に飛ばして起爆させる。 立ち込める白煙の中、T-800は開天珠に玉が戻るのを待つ。 その視界に、薄緑色をした棒状の物体が入った。 温度を読み取れるT-800のカメラアイが、その棒の内包する高エネルギーを察知する。 振り下ろされた緑色棒を、上体を反らして回避するT-800。 軽く触れた毛髪が焼き切られたことから、棒から剣へと相手の得物への認識を改める。 T-800が充填の終わった開天珠から、襲撃者へと六つの白い爆弾を飛ばす。 「――ふん!」 床上一メートルほどの高さで、緑色の剣が三百六十度振り回される。 風圧だけで玉の軌道がずらされ、あらぬ方向で起爆した。 あまりの風量に白煙さえも吹き飛ばされ、剣の主の姿が少しずつ露になっていく。 二メートルを越す体躯、上半身を覆う緑のプロテクター、毛のない頭、額に赤石、強面な顔、両目元刻まれた二つの傷――――主催者・シグマがそこにいた。 開天珠の回復が間に合わず、T-800はシグマへとミニガンを向ける。 銃口が火を吹くより早く、シグマが床を蹴った。 たった一度力を入れただけでT-800へと肉薄し、Σブレードを一閃しようとして急遽蹴りに変更する。 シグマは吹き飛ぶT-800から視線を外し、感じた殺気の方へと向ける。 「遅いな」 迫ってきていたメガトロンを確認した頃には、シグマの腹部に突き刺さっていた。 万物を悉く解体する分解ドライバーが。 「チェーック!」 分解ドライバーをシグマに押し当ててせせら笑うメガトロンの前で、シグマは―― 「甘いな」 彼もまたせせら笑い、腰に力を篭めた低空タックル。 あえて衝撃を受けた方向に体重を移動させることで、メガトロンは距離を取る。 メガトロンが手放してしまった分解ドライバーを、シグマは踏み潰した。 (ヤツらのおかげではあるが、とても感謝できんな) シグマに分解ドライバーが効かないのは、未来人の意向である。 宇宙要塞に至った参加者が分解ドライバーを所持している可能性は、決して低くない。 そんなアイテムで主催者との決着がすぐに付いてしまえば、視聴者は興醒めだ。 ゆえに分解ドライバーには、シグマに効かないよう改造が施された。 (やっぱ効かねえか。アレで倒せたら爆笑してやったんだが、しょうがない) メガトロンの方も、倒せたら幸運くらいの気持ちで使ってみただけ。 分解ドライバーが効かなかったパターンも、きちんと考えてある。 すっかり視界が良好になった決闘場に、無数のゾナハ蟲で作られた刃が飛び込んでくる。 シグマに残された逃げ場は、ただ上方のみ。 メガトロンがドラゴンを模した左腕を、T-800が二丁のミニガンの銃口を、シグマ真上へと向ける。 何もかも、事前に組んだ計画通り。 「跳ぶしかない、とでも思ったか?」 メガトロンの見開かれた目の前で、シグマの額い埋め込まれた赤石から光線が射出された。 ゾナハ蟲は衝撃によって形を保てなくなり、大気中に飛散してしまう。 「何をしている。来ないのならば、こちらから行かせてもらおう」 「なッ!?」 シグマの足元が弾け、次の瞬間にはメガトロンの眼前へと辿り着いていた。 Σブレードが振り下ろされたが、すんでの所でメガトロンが左腕で柄の部分を押さえた。 一対一ならばシグマは柄競り合いを挑んだだろうが、生憎と敵は他にもいる。 すぐにΣブレードを戻してからの横っ飛び。その直後、ミニガンの弾丸とゾナハ蟲のナイフがシグマのいた空間を貫いた。 メガトロンが左手を向けてくるのを音で理解しながら、シグマはT-800へと斬りかかる。 二丁のミニガンを手放し、T-800が握り締めるのはグランドリオンという名の西洋剣。 Σブレードに対抗できる武器として、転送させておいたのだ。 獅子王凱がT-800に見せたグランドリオンの強靭さは、凄まじいものであったのだが―――― 「折れただと?」 振るわれたΣブレードを受けるも、そのままグランドリオンは両断された。 使い手の精神に影響されるグランドリオンの強度は、金色の勇者王が扱っていた時とは天と地の差であったのだ。 スバルに渡した弾丸が仕込まれたナックルは、既に再転送して装着済み。爆ぜる右ストレートを繰り出そうとするが、遅い。 僅かに剣筋を逸らされながらも、それでもΣブレードはT-800の上半身に真一文字の傷をつけた。 倒れこんだT-800へと追撃せずにシグマは跳躍して、飛来していたコロンビーヌが操る刃を回避する。 着地前を狙ってメガトロンの左腕が炎を吐き出すが、シグマが額から射出したビームが相殺した。 「しとめ損ねたか」 床に足をつけたシグマが、T-800の方へと視線を向けて一人ごちる。 立ち上がったT-800は分断されたグランドリオンを捨て、転送した電磁ナイフをライダースーツの腰部へと装着していた。 Σブレードの刀身は生体パーツを刻んだが、金属骨格には至らなかったのだろう。 空中を旋回して迫る開天珠の玉をことごとく弾いて、シグマはコロンビーヌへと襲い掛かった。 ◇ ◇ ◇ [05 03~05 11――宇宙要塞中心部 決闘場] 終始シグマが優勢でありながら、不思議なことに戦いは硬直状態となっている。 その理由は、相手全員が何かしらの遠距離攻撃を所持していること。 ある一体に飛び掛れば別の二体が遠攻撃を放ってくるので、接近したところですぐに距離を取らねばならないのだ。 それゆえ、開始時から特に変わらない戦況。 変わったことといえば、疲労が割に合わないと判断したT-800が開天珠を脱ぎ捨てたくらいか。 攻撃する時の消耗は仕方がないにしても、纏っているだけで全速疾走しているかのように体力を奪われるのだ。 「おォォ!」 唸り声を上げて、シグマがグラマラスな女性の姿をした機械を真っ二つにする。 参加者である草薙素子のスペア義体であり、メガトロンが目晦ましとして投げつけた物だ。 義体の破壊により動きが止まったシグマに、メガトロンはドラゴンの頭部型の左腕から冷気を撃ち出した。 シグマが額から光線を撃ち出して冷気を無効化するが、横合いからミニガンとゾナハ蟲のドリルが接近する。 すぐさまジャンプするが回避しきれずに、シグマの肉体に傷が作られた。 (やはり、か) 最初にメガトロンを破壊するのは、他の二体よりも厄介だ。 三者から距離を取って、シグマは抱いていた考えを確信に変える。 メガトロンは他の二体とは異なり、自分以外へと攻撃しているシグマを狙うことができない。 炎に冷気。両方とも範囲が広く、同盟相手まで巻き込んでしまうためだ。 だからシグマが肉薄していた相手から離れるのを待って、攻撃してくるのだろう。 となれば、とシグマは攻撃パターンを変えることにする。 ひとまずコロンビーヌとT-800にばかり、ひたすら攻撃をしかける。 片方が体勢を崩すのを待ち、残った方へ斬りかかる。 メガトロンは攻撃できないのだから、前者が体勢を立て直さねば後者を破壊するだけの時間が生まれるだろう。 ――――この判断が、硬直しかけていた戦局を大きく動かすことになる。 T-800とコロンビーヌの順で何度もシグマが攻撃を続け、ついにT-800を壁に叩きつけることに成功した。 大きなダメージはないだろうが、体勢を立て直すには時間がかかるのは明白。 今のうちにコロンビーヌを破壊するべく、シグマが地を蹴った。 前進しているシグマの額が輝き、ゾナハ蟲製の帽子型防壁を容易く霧散させる。 「きゃっ!」 グラーフアイゼンでΣブレードに競り合うも押し負け、コロンビーヌは得物を弾かれる。 作り出しておいた銀蟲のナイフを動かそうとするが、その前にがら空きとなったボディに膝蹴りが入った。 うずくまるコロンビーヌに緑色の刃を振り下ろそうとして、シグマは違和感を抱いた。 決闘場は無風であるはずなのに、大気の流れを感じるのだ。 その流れの根源は――首を背後へ向け、シグマはすかさず地を蹴った。 「遅かったなぁぁあああ!」 赤い飛龍の姿となったメガトロンが、シグマに喰らいつきながら空中を翔る。 いつシグマが仕掛けてくるのか分からず、これまではなかなかドラゴンの姿になれなかった。トランスフォームには多少の隙がある。 しかしコロンビーヌとT-800ばかり攻撃しているのに気付き、メガトロンは変形を遂げた。 「そら!」 縦横無尽に決闘場内を駆け巡り加速しきってから、メガトロンは壁へと突っ込む。 この衝撃により、シグマは変わり果てた姿になるだろう。 口元から聞こえる搾り出すような声により、メガトロンはその考えを捨てる。 「ぬぅぅ…………!」 「何ぃ!?」 メガトロンの牙はΣブレードに受け止められ、シグマに食い込んでいなかった。 それどころか、少しずつシグマによって押し戻されかけている。 加速している最中ならともかく、壁に突っ込んで停止すれば力ずくで弾くのも可能だろう。 メガトロンはシグマのパワーを冷静に見極め、その上で退く気はない。 「これならどうかなァ?」 日本刀のような鋭さを誇るメガトロンの牙が、青白くスパークして電撃を纏う。 刺さっていなくとも、シグマは牙に触れてしまっている。 電気エネルギーがΣブレードを伝わり、シグマへと襲い掛かる。 だが、シグマは未来人により更なる改造を施された。 彼のボディは見た目こそかつてと同じだが、電気をある程度無効化させる素材になっている。 対風見志郎の時は不意を付かれたが、来ることが分かっていれば怯むこともないだろう。 警戒すらせずにΣブレードに力を篭めようとして、シグマは身体を痙攣させた。 「ぐうぉおおおおおお!?」 目の前に火花が散る錯覚を起こしながら、シグマは身悶えする。 電気耐性のテストも受けたというのに、ありえないはずの事態であった。 全身に満ちる虚脱感の中で、シグマはその理由を悟った。 風見志郎からV3キックを受けた際に、左肩に亀裂が走っていた。 そこから流れ込めば、電気を通す内部パーツへと届くだろう。 (正義につけられた傷を残した結果が、これか……皮肉にもならんな) シグマから抵抗する力が抜け切ったのを読み取り、メガトロンは思い切り壁へと突っ込んだ。 未知の物質でできた壁にひびが入り、シグマが埋め込まれていく。 頃合を見計らい、メガトロンが顎から力を抜いた。 数分待って動かないのを確認して、メガトロンは地上へと降りたとうとする。 「やーれやれィ。ちょいと疲れたが、俺様にかかりゃこんなもんよ」 軽口を叩くメガトロンに、コロンビーヌが賞賛の声をかけようとして叫んだ。 同時に、ゾナハ蟲でできた銀のナイフを飛ばす。 「メガちゃん、危ない!」 億劫そうに振り返ったメガトロンが、目を見開く。 瞳が映し出したのは、電撃に内部を焼かれ身体から黒煙を出すシグマ。 握ったΣブレードは確かに刀身が消失していたのに、再び緑色のエネルギー刃が展開してある。 「マジ!?」 メガトロンは勢いよく羽を動かして、首を狙う一撃を回避した。 落下していくシグマに、銀のナイフが突き刺さる。 これまでは掠る程度だったが、今回は確実に貫いた。 T-800に抱えられたミニガンが激しく火を吹き、これまた完全にボディを削り取る。 「がぁ……っ」 シグマのボディは内部から焼かれたことで幾分脆くなり、感覚を司る内部パーツも影響を受けている。 被弾のダメージだけでなく、着地の衝撃でもシグマの眼前がホワイトアウト。 何とか意識を繋ぎ止めようとするシグマに、メガトロンが吐き出した炎が襲い掛かる。 「使わないなら借りるわよ?」 「俺には使いこなせん。返却する」 「あらそう」 転がっていた開天珠を纏い、コロンビーヌが指を鳴らす。 それに呼応して、六つの白い爆弾が炎に包まれるシグマへと飛び込む。 「確かに、結構つらいわね……」 体力を吸い取られるような感覚に、コロンビーヌは表情を曇らせる。 直後、激しい爆音。 電撃により僅かに焦げていたシグマは、完全に全身を黒く染めて壁へと叩きつけられた。 もはや面影の残っていない黒い人型の何かと成り果て、微動だにしなかった。 降りてきたメガトロンがロボットモードに戻り、支給された水を三者全員が持ってるだけ回収する。 もう動けやしないと思うが、念には念を入れてだ。 全ての水を浴びせて、メガトロンは左腕を向ける。 「思ってたより強かったぜ。あれで生きてたのは驚いた」 吐き出された冷気により、シグマを埋め込んだ氷像が出来上がった。 「あそこまでする必要あるかしら」 「まあ一応ね、一応」 「あの扉は……」 「むむ? いま気付いたけど気になるね、ありゃ。さすがシュワちゃん」 「カードキーを入れる箇所があるな」 「あんなんじゃ、持ったとしても丸焦げだわ。でも明らかにこの部屋は特別みたいね」 「『押してダメで引いてもダメなら壊してみろ』って、諺がだな……」 「データにはないが」 「ま、ンなこと置いといてっと。コロンちゃん、軍事基地ん時みたくよろしくー」 「はいはい」 内部に電撃を喰らい、背に激しい衝撃を受け、刃と弾丸に貫かれ、業火に身を焼かれ、地形をも歪める爆発に見舞われ、全身を氷付けにされた。 常人どころか並のサイボーグでも、その一つ一つが致命傷なほどの攻撃。 それらを全て身に受け、シグマの身体は変わり果てた姿となった。 全身余すところなく亀裂が刻み込まれ、素材も煤のように変質。 さらに、右腕は開天珠に弾き飛ばされてしまっている。 ――――それでも、シグマは意識を落としていなかった。 未来人による改造の賜物ではなく、単なる意地だ。 自分で呼んだというのに倒せず、このままではメインコンピュータがある管理室に向かわれる。 それだけは避けねばならないとの思いが、彼の中にしがみ付いていた。 だが温度まで奪われている現状、そんな意地もあと数分で保てなくなるだろう。 脳内に浮かぶ参加者達のビジョンに謝罪して、シグマも諦めかけていた。 「やっぱ惚れ惚れするねえ、コロンちゃんのそれは」 「ふふっ、褒めても何も出ないわよ。って、何よこれ?」 「鎧みてえだな。マネキンに着せるか、ふつー?」 「む、それは……」 「知っているのか、シュワちゃん!?」 「これに似た物が支給されていた。確かガイアアーマーという名だったな」 氷の中で、シグマが双眸を見開いた。 真っ黒な塊に、二つのエネラルドグリーンの光が浮かび上がる。 「着込めば戦闘力が上昇して、特殊な攻撃も出来るようになるらしい」 「へぇ~、正義の味方に倒されたいからって用意したのかね」 「だろうな。向こうにあるのは、俺が持っている『サブタンク』と同一の物だ」 「どういうものなのかしら?」 「説明書によれば、全ての傷が消えて体力が回復する」 「ラスボスの前に全回復とか、今時のゲームかよ。これでセーブポイントもあれば――」 「私、ときどきメガちゃんが何言ってるのか分からなくなるわ」 「まあこんなこと話してないで……コロンちゃん、これ着る? 俺様とシュワちゃんは、そもそも着れなそうだけど」 「見た目がねえ……まあ一応、持っておきましょうか」 「オッケー。コロンちゃんの華麗な扉解体のお礼に、破壊大帝メガトロンがパンチで覆ってるガラスを割ってあげよう」 「破片が鎧の中に入ったりしたら怒るわよ」 「任せときなって」 ガラスが割れる音に、何かが砕ける音が重なる。 開け放しの扉へと、氷を破壊したシグマが声を張り上げる。 「貴様らが、それに触れるなァァーーーッ!!」 それを使っていいのは、お前達じゃない。 そういう意味を内包した絶叫が大気を震わせ、三体が部屋を飛び出した。 メガトロンの姿を見て、シグマは胸中で笑みを浮かべる。 あまりに驚いたために持ってきてしまったマネキンを床に転がし、メガトロンは口を開く。 「まァ~だ、生きてやがったか」 黒ずんだ人型の化したシグマは答えない。本来、喋る体力すらないのだ。 残った左腕に握ったΣブレードを、ただ無言で展開させる。 対する三体も、無言で武器を向ける。 先に仕掛けてたのは、メガトロン達だ。 二丁のミニガンの釣瓶打ちに、ゾナハ蟲を集わせたナイフが入り混じる。 シグマの額から光線が放たれるが、迫る弾丸と刃を掻き消すことはできなかった。 半ばで光線が消え去る――――しかしシグマの魂の篝火には、消え去る素振りすらない。 ボディに空けられる風穴を意に介さず、シグマは思い切り地を蹴った。 上空でΣブレードを振りかざすシグマの先には、メガトロン。 「俺様狙いってワケか!」 ドラゴンの頭部を模した左腕から、メガトロンが炎を撃ち出す。 完全に炭化したボディが散らばって宙を舞うものの、シグマは止まらない。 そして、シグマは標的へとΣブレードを振り下ろす。 最初の一振りで頭頂部から縦に両断し、釣り上げるような返しの二閃目で左脛と左前腕を、最後に落下の勢いそのままに右前腕と右脛を刎ねた。 「…………どういうことだ?」 尋ねるメガトロン。 着地すらままならずに倒れ臥したシグマが、くっくという笑いを響かせる。 彼の眼前には、自らが切り刻んだ存在があった。 ――――アルティメットアーマーごと六つに解体されたマネキンが。 シグマの行動の意味を理解できず、メガトロンは苛立ちを募らせる。 一向に返事をしてくる気配がないので、メガトロンがマネキンごとシグマを蹴り飛ばす。 壁に叩きつけられたシグマから、炭化した身体の中でやけに輝いていた瞳の緑色が消えた。 【シグマ@ロックマンXシリーズ:破壊確認】 時系列順で読む Back オール反BR派 対 大デストロン (2) Next オール反BR派 対 大デストロン (3) 投下順で読む Back オール反BR派 対 大デストロン (2) Next オール反BR派 対 大デストロン (3) 154 オール反BR派 対 大デストロン (2) ゼロ 154 オール反BR派 対 大デストロン (3) 154 オール反BR派 対 大デストロン (2) 本郷猛 154 オール反BR派 対 大デストロン (3) 154 オール反BR派 対 大デストロン (2) 広川武美 154 オール反BR派 対 大デストロン (3) 154 オール反BR派 対 大デストロン (2) ソルティ・レヴァント 154 オール反BR派 対 大デストロン (3) 154 オール反BR派 対 大デストロン (2) イーグリード 154 オール反BR派 対 大デストロン (3) 154 オール反BR派 対 大デストロン (2) ドラス 154 オール反BR派 対 大デストロン (3) 154 オール反BR派 対 大デストロン (2) メガトロン 154 オール反BR派 対 大デストロン (3) 154 オール反BR派 対 大デストロン (2) コロンビーヌ 154 オール反BR派 対 大デストロン (3) 154 オール反BR派 対 大デストロン (2) T-800 154 オール反BR派 対 大デストロン (3) 154 オール反BR派 対 大デストロン (2) トーマス・ライト 154 オール反BR派 対 大デストロン (3) 154 オール反BR派 対 大デストロン (2) シグマ GAME OVER
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登録日:2011/04/06 Wed 03 23 13 更新日:2023/07/09 Sun 21 19 07NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 OG PT アニメオリジナル ガーバインMk-Ⅲ・トロンベ ジ・インスペクター スパロボ トロンベ バニシングから逃れた存在 バンプレストオリジナル リアル レーツェル・ファインシュメッカー 偽装 絶えない凶鳥の血脈 行くぞ、トロンベ! ガーバインMk-Ⅲ・トロンベとはアニメ『スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター』にて活躍したバンプレスト・オリジナルメカである。 初登場は第9話。 原作ゲームの『テスラ研脱出』に該当するエピソードにおいてレーツェル・ファインシュメッカーの搭乗機として現れた。 恐らくヒュッケバイン問題で出られないヒュッケバインMk-Ⅲトロンベの代役なのであろう。 パーソナルトルーパーにリオン系統の特徴を加えた機体らしく頭部及び肩部がガーリオンと似た形状になっている。 名称にMk-Ⅲと付いているため何らかの機体の第3世代機である事は推察されるが、特徴に該当する機種はこれまで登場していない。 エクスバインと同じく完全新機種である可能性があるが果たして……。 レーツェルの搭乗機であるため機体色はお馴染みのトロンベカラー。 武装は主にグラビトンライフルとGテリトリーを応用した体当たり『シュツルム・アングリフ』。 完全にヒュッケバインMk-Ⅲとの相互互換のような能力と扱いであるため、今後のOGシリーズのゲームに登場するかが非常に気掛かりである。 機体の詳細が分かりましたら追記・修正をお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……[ポチッと] -アニヲタWiki- ヴィガジ「偽装したところで俺の目は誤魔化せんぞ!」 □PTX-GT ガーバインMk-Ⅲ・トロンベ 察しの良いWiki篭もりの諸兄は分かりきってると思われるがヒュッケバインMk-Ⅲとの相互互換どころかヒュッケバインMk-Ⅲその物である。 OGINの世界ではMk-Ⅲは軍上層部の命令で開発を中止せざるを得なくなってしまっていた。しかし、機体(タイプR)はマオ社から密かにクロガネに移送され艦内で開発が続けられたのである。 クロガネは形式上、『存在しない艦』であるため同じく『存在しない機体』を扱うのにうってつけであったのだ。 そして形式番号としてPTX-GTを与えられ偽装・改修としてガーリオンの部品を組み込まれて以降『ガーバイン』と呼ばれるようになった。 もはや創通の目さえ誤魔化せれば何でも良いらしい。もうやだ、この扱い…… 特徴としてテスラ・ドライブをゲーム版のようなミサイル・コンテナではなく、肩部装甲内に熱核ジェットエンジンと共に搭載している。 つまり、テスラ・ドライブで飛びながらマルチトレースミサイルが使えるという事である。もうこれで良いんじゃないかな? 頭部パーツ内にはガーリオンのフェイド・アレイ・レーダーが内蔵されている。 ちなみに15話で、コクピット内の画面に機体状況が表示されているのだが、 機体本体が青、改修パーツが赤で表示されて偽装がバレバレになっている。 明らかに正体バレバレなレーツェルと同じく偽装がバレバレなガーバインというギャグのような組み合わせと存在感から登場と共にファンの話題をかっさらっていった。 見せ場が薄れたアイビス涙目である。 □PTX-G ガーバインMk-Ⅲ レーツェルがアウセンザイターに乗り換えて以降は機体色を本来のヒュッケバインに近い物に戻し、形式番号も変更されヴィレッタ・バディムの乗機となった。 AMガンナーとも合体しており、最終回ではリョウトのエクスバインボクサーとともにフルインパクトキャノンをぶっ放した。 追記・修正したところで俺の目は誤魔化せんぞ! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 純粋な疑問だけどオールバニシングじゃなくガーバインとして出すって選択はなかったんかねOG2nd。中途半端に出すくらいならいっそひと思いっていう武士の情け? -- 名無しさん (2014-07-31 20 47 40) ↑中途半端に残すとゴタつくからだろ。面倒くさいなら未練も残さない程出さないように措置を取った方が後で色々都合がいい。それでもこうして色々言われる始末だし。 -- 名無しさん (2014-07-31 20 56 14) 下手に突っ込みどころ残すと後の火種になりかねないからね -- 名無しさん (2017-10-16 14 23 11) 名前 コメント
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登録日:2019/07/20 Sat 22 49 57 更新日:2022/11/22 Tue 19 28 51NEW! 所要時間:約 18 分で読めます ▽タグ一覧 お前平田だろ! しょっぱい試合ですみません! スーパー・ストロング・マシン ヒラタ!ヒラタ! プロレス プロレスラー マシン マシン軍団 マシーン 平塚市 平田じゃねぇよ 平田?誰ですかねそれ 新日本プロレス 神奈川県 ギギギ…ガガガ… 平田淳嗣スーパー・ストロング・マシンは日本の元プロレスラー。 主に新日本プロレスで活躍していたが2018年6月に引退。 尚、翌2019年にDRAGON GATEで新型のストロングマシーン・Jがロールアウトした。 旧リングネームはストロング・マシン1号 いっぱい居たマシン軍団のリーダーだったが、いつの間にかみんな消えていた。 “スーパー・ストロング・マシン”は、そういった意図で使い分けていたのかは不明だが単体で活動する場合の名前となっていることが多い。 しかし、本人に関係あったり、無い所でマシンのマスクは増殖していった。 自らも後に誕生した別チームで“スーパー・ラブ・マシン”や“ブラック・ストロング・マシン”と名乗ったことがある。 尚、呼称の内のマシンの部分はマシンかマシーンかで表記揺れがあるが、現在では概ね“マシン”に統一されていることもあり、本項目でも明確に伸ばしているもの以外は基本的にマシンとする。 また、魔界1号という中身が一緒のそっくりさんが居た。 【来歴】 誰が平田だ 平田淳嗣は日本の元プロレスラー、神奈川県平塚市出身。 1956年12月20日生まれ。 本名、及び旧リングネームは平田淳二。 高校時代からプロレスラーになる夢を持ち柔道とボディビルで鍛え上げ、高校中退後は新聞販売店に住み込みで働いていた。 元々は全日本プロレスに入門していたが父親が脳梗塞で倒れた為に退団。 しかし、プロレスへの夢は断ち切り難く、店長に誘われて77年の猪木vsチャック・ウェップナー(映画『ロッキー』のモデルの人)の異種格闘技戦を見に行った帰りに買ったパンフレットで見た新日本プロレス道場に手紙を送り、翌年の入団テストに合格してプロレスラーとなった。 同期には前田明(前田日明)や、高野譲治(ジョージ高野)がおり(*1)、二人に比べると無骨ながら器用な平田は三羽烏と称されて将来を期待されていた。 本当は、三羽烏こそが藤波や長州に続く団体を背負うスターとなる筈だったのだろうが、色々あって前田以外は大成したと言えないのが残念である。 平田は長州二世と呼ばれて数年に渡り前座で活躍、82年11月に海外修行に出発して先ずはメキシコで活躍。 カネックのタイトルに挑戦したり、ドス・カラスとタッグを組む機会も得ている。 翌83年からはカナダのスチュ・ハート(*2)のスタンピード・レスリングに参戦してインディアンギミックの“サニー・トゥ・リバー”を名乗ってベビーフェースとして活躍した。 この時期に『アメトーーク』なんかでもネタにされているザ・コブラとなったジョージ高野から英連邦ミッドヘビー級王座を奪取している。 スタンピード・レスリングでは新日本プロレスと提携していた関係から、新日本プロレスにも来日していた実力派と試合したり、若き日のブレット・ハートや、その義兄弟のデイビーボーイ・スミス、そのパートナーとして知られるダイナマイト・キッドといった日本でも知られるトップスターとタッグを組んでいる。 ミネアポリスにてマサ斎藤と長州と接触した時には日本で維新軍(*3)入りとの噂もあったが実現していない。 84年に入ると、先輩のキラー・カーンからフリッツ・フォン・エリックの主宰するWCCWへの参戦を打診されていたが坂口征二からの要請を受けて立ち消えとなり、平田は日本に帰国することになった。 尚、当初は当時の人気キャラクターを元にしたマスクマンとしてキン肉マンに変身する予定があり、本人も嫌がり、悩みながらも周囲のアドバイスもあって受け入れた…矢先に、何やかやがあって断念されている。 もし実現していたとしても、マシンの様なプロレス史に残るマスクマンにはなれなかっただろう。 1984年8月、将軍KYワカマツ率いる“マシン軍団”のリーダーとして、いきなりアントニオ猪木とのシングルマッチでデビュー。 尚、初披露の際には普通の目出し帽を被っており、更にマシンらしいゴツいボディを演出したかったのか、何故だかアメフトのアーマーを着込んだ上から白いTシャツを着用していた。 下半身は普通の黒のショートタイツでアンバランス感が半端なかったが、装備通りのアメフトキャラだったのか、猛烈なショルダータックルで若手を吹っ飛ばして猪木に対戦アピールした。 尚、人間ではなく機械(マシン)である。ダダッダー♪ 当時、記者がインタビューしようとした所、機械音が聞こえたとスポーツ新聞に載っている。 「ギギギ…ガガガ…」 この関係から、当時、実況を務めていた古舘伊知郎はKYワカマツを指して“悪の正太郎くん”や“地獄のお茶の水博士”という、歴史に残る名キャッチコピーを残している。 猪木戦ではセコンドとして、同一のマスクとコスチュームの2号が付き、以降の展開の中で軍団にまで拡大した。 初登場時は単に“ストロング・マシン”と呼ばれていたが、2号とタッグを組んだので1号が付き、以降も3号、4号と増えていった。 また、ナンバーがつかない特別なタイプも登場した。 1号は同じマスクとコスチュームながら、それぞれに性能の違うチームを率いて大暴れ。 1号の持ち味はゴツい身体から繰り出されるラリアットとタメの利いたスープレックスだった。 特に、変形のハーフハッチ・スープレックスと説明される必殺の魔神風車固めは、30年以上に渡って説得力を維持した代表的な必殺技である。 マシン軍団は1号と2号の抜群のコンビネーションを誇るタッグチームから始まり、翌年から3号と4号が加わっていった。 尚、3号は84年11月の試合で乱入という形で登場しているが、この時には定着しなかった。 そして、後の3号とは体格が違った。 年が明けると3号と4号が正式に加入。 当初は別のカラーリングだったが、後に全員が同じ黒のカラーリングで統一され、コスチュームが同じ事を活かして、タッチを介さずとも自在に入れ替わるトリックプレイを駆使して正規軍を翻弄した。 古舘伊知郎はマシン軍団の増殖による撹乱を指して“暗黒増殖軍団”と表している。 また、司令塔のワカマツによる粉攻撃(目潰し)のタイミングも絶妙で、幾つもの勝利をマシン軍団にもたらした。 このままマシン軍団が新日本プロレスを席巻するかと思われたが、4月に1号が銀のマスクを被って臨んだ藤波辰爾との対戦で、ワカマツの粉攻撃の誤爆からドラゴンスープレックスで敗北させられたことに怒った1号が反逆。 リーダーながらマシン軍団から追放され、新たに“スーパー・ストロング・マシン”を名乗り、当初は正規軍入りかと思われたが単体で活動することになった。 5月にはワカマツに襲われる藤波を救出。 当の藤波から「お前、平田だろ!?」と、プロレス史に残る名(迷)言訳のわからないことを言われたが、根も葉もない指摘である。(すっとぼけ) この時には、更に自らマスクを行動に出るもウォーズマン的な感じになるからかタオルで頭部は覆っていた状態だったので中身までは解らなかったし想像も出来なかった。(すっとぼけ) 翌86年になると、カナダで修行を積んだヒロ斎藤、高野俊二と共に、マシンもカナダ製だったのか“カルガリー・ハリケーンズ”を名乗って、先んじでジャパンプロレスを率いる長州力が暴れまわっていた全日本プロレスに襲来。 長州とは対立し、阿修羅・原とのコンビでアジアタッグ選手権も獲得する等の活躍を見せる。 また、この時期に天龍源一郎の保持するUNヘビー級王座に挑戦する等、その性能を見込まれていたことが解る。 同じ外敵組とはいえ長州とは抗争に入り、周囲も巻き込んで激しく争うが決着は付かなかった。 戦いの後で長州の挑発に乗って再びマスクを脱ぎ、TV中継にも乗るが次の日には元に戻っていた。 1987年にはマシン含め、全日に行っていた面子が出戻る。 新日では同じくUWFからの出戻り組とかち合い、当初は抗争になるかと思われたが、長州の呼び掛けによる俺達の時代によるNEWリーダー軍が結成されて猪木や坂口、マサ斎藤といったベテラン勢との抗争が開始される。 尚、NEWリーダー軍の結成に伴い、UWF勢のリーダーである前田日明と久々に共闘。 ……なんか、昔ロールアウトした時期とデビューが一緒の頃らしいっすよ。(すっとぼけ) ……しかし、前田とは握手を拒否されたという些細なことから遺恨試合にまで発展している。 それから前田が追い出されたり色々あってこの抗争は有耶無耶の内に終了。 1989年には、同じく新日に来た時期が一緒らしい(すっとぼけ)元コブラことジョージ高野と、ジョージ命名の組んでる方としてもどうかと思った烈風隊を組んでIWGPタッグを獲得までするも、陥落後にジョージがSWSに引き抜かれてコンビ消滅。 その後は、近しい関係のヒロ、後藤達俊、保永昇男の結成したブロンド・アウトローズに加わり活動。 勢いのあるヒールユニットで、92年にレイジング・スタッフに改名した当初は自然消滅していたマシン軍団の再来とばかりに他のメンバーもマスクを被る等していたものの長くは続かなかった。 翌93年秋頃に後藤とマシンの対立が引き金となってチームは崩壊。 後藤は越中詩郎をリーダーとする平成維新軍に加わり、マシンは当時抗争していたWARに乗り込み、かつてのパートナー阿修羅・原と共闘した。 そして、それから約一年後の94年10月がマシン最大の転機となった。 当時の新日本プロレスでは、若手のエース格の闘魂三銃士の一人にして、選手会長まで務めていた蝶野正洋が夏のG1グランプリ制覇後にヒール転向して暴れていたのだが、蝶野が本当に一匹狼で活動していた所に、SGタッグリーグを前に、マシンが声をかけて急造ユニットが誕生したのである。 ……尤もこれは、団体のトップに立つ選手の一人でありながらSGタッグ出場への意欲を示さないことから、会社の命令でマシンがパートナーに使命されたのからの動きであった。 こうして、リーグ戦に臨んだマシンだったがリング外の不満をぶつける様な蝶野はタッグを成立せることを拒否してマシンはぞんざいな扱いを受ける。 先輩の意地のあるマシンとしても一筋縄ではいかず意地を見せる凸凹コンビは、互いに誤爆による一触即発を繰り返しながらも、逆に好き勝手にやった暴れっぷりにより、何と名コンビと名高い武藤敬司 馳浩の待つ決勝まで進出してしまうのだった。 だから誰が平田だ リーグ戦終盤には「マシン“さん”」のコメントも出ていた蝶野だったが、決勝でも大暴れ。 マシンも、絆をアピールしたかのようなSTFを馳に極める等したものの、それを蝶野にカットされる始末。 結局、睨み合った末に蝶野にラリアットを見舞い自らマスクを脱ぎ捨てると、今更ながらマシンは、自分が平田であったことを公にしたのだった。 そこから、やってられないとばかりにリングを後にしていた蝶野の援護もなく、武藤と馳のコンビネーションを受けた平田は轟沈。 武藤がマイクアピールを薦めたこともありマイクを取った平田は、プロレス人生最大の名言「こんなしょっぱい試合ですみません!」を残すのだった。 ……因みに、平田の言葉とは裏腹にこの決勝戦はガチで面白い。 ハチャメチャな展開で上記の様なアクシデントもあるが、普通に見応えのある名勝負である。 尚、このしょっぱい試合とは元は相撲から来た業界の隠語であったが、これ以降は一般層にも広まりつまらない試合や揶揄したい試合を指す言葉になった。IWGP王座まで獲らせたのにファンの支持を受けられなかった新日時代の佐々木健介が佐々木塩介と呼ばれたりと直ぐに応用が出来る程の浸透ぶりだった。 こうして、素顔になった平田は第二のブレイクとも呼べる程の活躍を見せる。 日本に限れば素顔では初であった。 先ず、因縁の蝶野との三連戦ではチョーク気味のSTFで落とされるという失態を見せるものの、かつて一番最初に正体をバラした藤波の応援もありベテランらしい老獪さで一矢酬いる。 本隊に復帰すると95年からは本隊のリーダーとなっていた橋本真也とタッグを結成。 天山広吉とヒロと狼群団を結成し、遂に手勢を手に入れてIWGPタッグにも就いていた因縁の蝶野 天山の“蝶天タッグ”を破り、タッグ王座を本隊に取り戻す活躍を見せた。 他にも、シングル、タッグの両方で団体トップクラスの選手からピンを奪う暴れっぷりを見せており、最初は訝しんでいた橋本も最高のパートナーと呼んで信頼を寄せるようになった。 この時期に、当時のIWGPタッグ王座の最多防衛回数を記録。(6回で現時点では歴代3位。) その後は本隊の重鎮として落ち着いたポジションに下がっていたが、99年の猪木の逆クーデター以来の新日が揺らいでいた時期に、安田忠夫親衛隊として、星野勘太郎に率いられる魔界倶楽部の1号としてマスクマンに復帰を果たした。 SGタッグリーグ決勝に何事かがあって姿を消していたが、蝶野が指揮していたT2000時代にかつてのマシンを彷彿とさせるT2000マシンが出現するとマシンも復活して抗争。 正体は因縁ある後藤だったが、後に小原道由が扮する2号や正体不明の外国人も加わり混乱を呼んだ。 そして、99年頃に創始者でありながら新日本にクーデターを指揮した猪木の子飼いとして送り込まれた格闘技系の選手の補助として2002年頃に魔界倶楽部が結成されてマシンにそっくりな魔界1号がまとめ役となった。 魔界軍団は猪木の刺客と共に新日本プロレスを席巻したが、その後で何やかんやあって正常化した新日から魔界倶楽部は消えてマシンが帰って来た。 魔界1号はスーパー・ストロング・魔神というリスペクト溢れる名前を名乗ったこともあるので、それに応えたのかもしれない。(すっとぼけ) 尚、魔界軍団では4号のような意外なメンバーや、意外すぎるゲストが名を連ねている。 その後は、04年に武藤が社長になっていた全日本プロレスにリストラに抵抗するメンバーにより結成したされたラブマシンズにリーダーとして迎え入れられて“スーパー・ラブ・マシン”を一時期名乗った後で新日本に戻り、蝶野の配下となって“ブラック・ストロング・マシン”を名乗って活動した。 05年にはブラックと言いつつ後藤と共に現場責任者となっていたが戻ってきた長州に解任されている。 06年には普段の興行とはスタイルの違う『WRESTLE LAND』興行の責任者にベテランの平田淳嗣さんが就任して出場するマシンの言葉を広報してくださる。 07年には和解した蝶野や長州と共にレジェンド軍が結成されてマシンも参加。 09年には永田裕志が結成した青義軍のご意見番に就任するが、この頃から露出が減る。 2013年3月の旗揚げ記念日に暫くぶりに参戦。 14年4月には青義軍の井上亘の引退試合にて暫くぶりに登場。 その後も選手登録されていながら出場のない状態が続いていたが2018年1月に契約の完了と共に6月での引退が発表される。 既にボディはボロボロ、機械も錆び付いているということで引退試合は行われなかったが、当日に行われた田口隆祐により超近場から召集された新生マシン軍団(SSマシン・ドン、SSマシン・ジャスティス、SSマシン・バッファロー、SSマシン・エース、SSマシン・No.69)とロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンとの10人タッグマッチでは、元祖マシン軍団を率いたKYワカマツと共にセコンドに付き、空気を読まない発言をアングルで繰り返していた内藤哲也にラリアットを見舞って勝利に貢献した。 俺が平田だ 試合後の引退セレモニーではヒロ斎藤をはじめ魔界倶楽部や新日本プロレスで苦楽を共にしてきた面々も集った。 魔界倶楽部は故星野総裁の遺影を胸にビッシビシを捧げ、試合を終えたばかりの永田と来場した井上の青義軍も敬礼を決めた。 平田は、マシンのままで挨拶を行い、10カウントゴングの後に、更に長年の負傷により受け身も取れない程に身体を傷めていたことと、最愛の妻を病気で失ったこともあり、心機一転して第二の人生を送る決断をしたことを告白。 妻への感謝の言葉を捧げる偉大なるマスクマンを新日本本隊のメンバーも取り囲み別れを惜しんだ。 そして、2019年3月に息子がストロング・マシーン・Jを名乗ってDRAGON GATEでデビューすることが決定し、デビュー会見に出席。 ドラゲーでは早速マシン軍団が増殖し、マネージャーとして参戦した将軍KYワカマツも嬉しさを隠さず「令和はマシンの時代が来る」と太鼓判を押した。 新人ながら脇を囲むのがドン・フジイSSマシン・FとGammaSSマシン・Gという、ドラゲーでも大ベテランの実力者の期待の新人の為か連勝を重ねていき、ついには2019年度のプロレス大賞新人賞を受賞した。 が、どんどん持ち前の天然(と言うか人のいいお坊ちゃん)っぷりを披露して行き、何故か喋る度にやたらマイクがハウリングするマシンネタ使える状況を割と無視して普通に練習生時代の思い出を恩師引退に際して語る、 ダンスユニットNATURAL VIBESに加入するや否やDRAGON GATE内では割と大柄な方なのにやたらキレッキレのブレイクダンスをキメる衝撃のユニットデビューを飾った。 【マスク】 プロレス史上に残るマシンのマスクは本人の発注で、楳図かずお作の『笑い仮面』の不気味さからアイディアを得たものだという。 このマスクが単に有名なのは、被った人間が非常に多いということであり、本人も知らない所でマシン軍団が増えていった。 マシン軍団がどんどん増えるというアイディアから、誰が見ても正体バレバレのアンドレ・ザ・ジャイアントまでもが扮したのは未だに語り種になっている。(*4) この他、有名な所では総合格闘技でも活躍した桜庭和志が入場時に着用していたことも次代を越えた知名度を高めており、最も普及したプロレスマスクと言えるかもしれない。 マシンのマスクが優れているのは、カラーリングやマークを越えても見事にハマってしまう完成されたデザインと機能性の高さも忘れる訳にはいかないだろう。 また、近年では存在そのものがパロディであるスーパー・ササダンゴ・マシン(マッスル坂井)がバラエティーでも活躍していたり、 2019年に新日本プロレスと同じブシロードグループとなった女子プロレス団体「スターダム」ではスーパー・ストロング・スターダム・マシンなるレスラーが登場したり 飯田沙耶?誰でしょうかねそれ マシンのマスクは尚も増殖し続けている。 【主な得意技】 魔神風車固め 別名をマシン・スープレックスともいい、マシンと魔神をかけた命名のオリジナルホールド。 相手の頭を正面から左脇に抱え込み、右腕で相手の左腕を相手の背中でハンマーロックに固めた状態で真後ろに投げ、そのままブリッジで投げ固める。非常に難易度が高く、掛ける方にも受ける方にも大きな負担のかかる技である。 ジャンピング・パワーボム(*5) 95年にマスクを脱いだ頃から使用する様になった技で、ゴツい身体で決めるので説得力も充分で多くの試合でフィニッシュとなった。 ラリアット マシン平田・ラリアットととも。 全身をぶつける様に打ち込んでいく。 ダイビング・ヘッドバット 実は名手の一人である。 【余談】 マシン軍団の正体は公式には明かされていないが、1号(平田)、2号(力抜山=韓国人レスラーの梁承揮)、3号(最初はカンナム・エクスプレスでお馴染みダニー・クロファット、後でベテランのヤス・フジイ)、4号(最初は小錦の実兄アノアロ・アティサノエ、その後は複数の人間が入れ替わっているとされる)というところまでが明らかにされたり予測されている。また、日本で増殖マシン軍団として前述の様にアンドレとマスクド・スーパースターがマシンに変身しているが、このアングルは新日と提携を解消した後のWWF(WWE)にも取り入れられ、ハルク・ホーガンやロディ・パイパー、ブラックジャック・マリガンといった当時のトップ選手や、単発ではクラッシャー・リソワスキーの様なレジェンド級のベテランもマスクを被った。 ザ・コブラのマスクを脱いだジョージ高野(正体は明かしていない)との試合を組まれ、試合前に「俺はね、あんな中途半端にマスクを脱ぐような奴とは違うんだよ、あんな腰抜けに俺が負けるわけねえんだよ!」と息巻いたものの、直後にアナウンサーに「それは高野選手がマスクマンだったということですか?」と、突っ込まれて「そうだよ。悪いかい?」とやっちまった……感を出して答えた。『アメトーーク』で紹介され、数十年越しに新たな話題を呼んだ。 「しょっぱい試合ですみません!」と「お前平田だろ!」はプロレス史に残る名(迷)言としてネタにされ続けている。2009年にNOAHの杉浦貴に弄られた時には冷静に「俺は平田じゃねえよ」と返し、反対に「名古屋のみなさん。杉浦君がしょっぱい試合をしてすいませんでした」と切り返して爆笑を誘った。 しょっぱい追記修正ですみません! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] FとGの中身をサラッと書くのはやめてさしあげろ -- 名無しさん (2019-07-22 09 13 26) 4人ぐらいで戦っていた頃の「戦う金太郎飴」というフレーズを覚えている。 -- 名無しさん (2019-07-22 15 36 12) 本当はキン肉マンの予定だったけど許可が下りなかった -- 名無しさん (2021-07-29 05 06 45) 名前 コメント
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「遙かなる時空の中で3~運命のラビリンス」攻略にようこそ! このページは、コーエーの「遙かなる時空の中で」シリーズ第3作「遙かなる時空の中で3」の後継となる「遙かなる時空の中で~運命のラビリンス」の攻略情報をまとめています。 あらすじ 現代と鎌倉時代の鎌倉エリアを行き来して、八葉とともに戦い、悲痛な運命を書き換えて、恋愛を成就する恋愛アドベンチャー。 前作で現代にやってきたまま、過去に帰れないでいる八葉を過去に戻すため、望美が戦います。 登場キャラクター 春日望美(CV.川上とも子):主人公。明るくてやさしく、強い心と決断力を持つ。自ら剣を持って戦う主人公。 有川将臣(CV.三木眞一郎):天の青龍。望美の同級生。 源九郎義経(CV.関智一):地の青龍。源氏の軍の大将。通称、九郎。 ヒノエ(CV.高橋直純):天の朱雀。熊野の水軍の対象の息子。 武蔵坊弁慶(CV.宮田幸季):地の朱雀。九郎の腹心。知略に富んだ策略家。 有川謙(CV.中原茂):天の白虎。望美とおさななじみ。年下で、将臣の弟。 梶原景時(CV.井上和彦):地の白虎。源氏の軍師のひとり。 平敦盛(CV.保志総一朗):天の玄武。平家の落ち武者。 リズヴァーン(CV.石田彰):地の玄武。望美の武の師匠。 白龍(CV.置鮎龍太郎):龍神。 幻影(CV.浅川悠):平清盛の別の姿 制作 企画/制作 コーエー ルビー・パーティ キャラクターデザイン 水野十子 感想 遥かシリーズ初のRPG仕様(笑)ダンジョン攻略がひじょうに面倒です!!ですが、ハルトキファンであれば、やっぱりマストプレイだと申せましょう。 この作品では、藤原泰平の攻略が可能となっています。なかなかスチルがゲットできないので、がんばってください! 攻略情報 攻略基本情報 弁慶攻略方法 敦盛攻略方法 ヒノエ攻略方法 景時攻略方法 将臣攻略方法 九郎攻略方法 リズヴァーン攻略方法 譲攻略方法 白龍・銀・知盛・泰衡攻略方法 プレイした感想 選択肢 投票 ★★★★★ (18) ★★★★ (1) ★★★ (2) ★★ (0) ★ (0)
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KJHSWBトロンボーンのおすすめ https //www.youtube.com/watch?v=OkIHXJSVYVY G線上のアリア/トロンボーン Air on G string/Trombone https //www.youtube.com/watch?v=AlVr7-ntuqw ルパン三世のテーマ 78 / トロンボーン・ソロ https //www.youtube.com/watch?v=JVqjUk-MXrc 2010.10.11国立音楽院ビッグバンド 中川英二郎 Bumblebee .
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【名前】 ストロンガーロックシード 【読み方】 すとろんがーろっくしーど 【登場作品】 平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦feat.スーパー戦隊 【分類】 ロックシード/レジェンドロックシード 【使用者】 仮面ライダー鎧武 【詳細】 特殊なロックシード。 仮面ライダー同士による戦争にて、倒された仮面ライダーストロンガーが変化。 劇中終盤では同ロックシードが仮面ライダー鎧武の内部へと吸収される。 「ヘルヘイムの森」から、ライダーたちを呼び出し、ストロンガーを召喚した。